2018年02月17日
爾今〜京都に展示に来ました。〜

しんらん交流館への飾り付け前に本山にお参り
かみさんの祖父母が眠るお寺、
祖父母、お会いしたことはありませんが
男の子ふたりを3歳までに病気で亡くし、
3人目の長女は立派に成人して近所の小学校の先生になりましたが、数年で白血病で亡くなったそうです、、、
自分の子どもを次々と亡くす悲しみ、
その悲しみはどうだったのだろうか、
計り知れません、、、
それからかわかりませんが祖父母は、熱心な浄土真宗のご門徒になったそうです。


来週、お話させていただく前に、交流館のスペースをお借りして、プレ展示をさせていただきます。


2015年、震災から4年目となる3月11日、東本願寺の大寝殿、大広間をお借りしてダキシメルオモイを展示させていただいた様子を、プロのカメラマンに
撮っていただいた写真を200枚以上あるのかな?

スライドショーで見ていただきます。
2015年3月11日
その日が晴れたら、大寝殿の21枚の雨戸を外していただける、ということで、、、
久しぶりに祈りましたが、
当日、雪が降って新幹線とか止まった大荒れの天気だったのですが、奇跡的に東本願寺だけ晴れました



雨戸を外して

200畳の大広間に並ぶ40家族


庭から大広間までを見通せるようになりました
壮観です。


大広間から見る菊門

震災から4年目の3月11日
あの日を思い出すかのように
雪が降り始めました

ダキシメルオモイ
被災地も被災地以外の親子も
震災、原発事故以降の暮らしにくくなった世の中で
住む場所を問わず一生懸命に生きる
子を守る強いオモイ、子を抱く姿を
陽に当たる場所に掲げたい
子を守るオモイでは
どんな親子も差は無くひとつになれるよ
ダキシメルオモイの展示には
そうした願いのメッセージも込められています
※この2015年3月11日の展示風景(200枚?)はスライドショーとしてしんらん交流館の1階で見ていただけます。(22日まで)

東本願寺、大寝殿の目の前にある菊門に住むアオサギにも会えました。
2015年のときと変わらないなぁ、、、
「亡くなった人の死を無駄にしない生き方を」
展示しながら、浄土真宗のあるお坊さんの言葉を思い出しました。
力を出し惜しむことなく
やりたいことはやりきろう
会いたい人には会いに行こう
今を精一杯生きる
爾今(にこん)なんだなぁ、、、

来週22日、しんらん交流館2階の大谷ホールにてお話させていただきます。
平日の夜からですが、お時間ありましたらよろしくお願いします。
