2019年09月30日

命に名前をつける命名

命に名前をつける命名

子どもの名前には
その名前をつけた
名付け親がいて
名付け親の名付けた段階での
名付け親の半生が名前の数文字に凝縮される
1番最初の贈り物であり
その子が死ぬまで背負ってゆく名前

名前の由来から
名付け親のオモイだったり願いだったり
輪郭が感じられます
また、名付け親自身の名前の由来からも
もうひとつ上の世代のオモイだったり
願いの輪郭が感じ取れます

そこから
その家に流れる
大きな大きなオモイと願いの河
その輪郭を感じて
これからもそのオモイと願いを感じて
描いていきたいなと思います
#ダキシメルオモイ
  


2019年09月29日

茨城県正安寺での展示、無事終わりました。

ありがとうございました。
たくさんの方々に観ていただき感謝します。






2016年春しんらん交流館での展示を観た茨城県出身の方がふるさと茨城の人たちにこの絵を観せたい、
そのオモイから同年夏に茨城県那珂湊での展示に繋がり、そのときに茨城に暮らす方々、福島から茨城県に避難された方々の取材をさせていただき、こうして皆さんそれぞれのオモイを描き上げ並べることが出来ました。

茨城県も2011年に被災しているんです、隠れた被災地と呼ばれています、津波も来ています、福島県、浜通りから溢れてはじかれるように茨城に避難した福島県の家族もたくさんいます、原発も早い段階から運行しています、事故もありました、そうした中で、我が子を慈しみ日々を丁寧にひたむきに生きる姿、被災地も非被災地も変わらないんだな、たくさんの気づきをいただきました。
ありがとうございます。これからも追いかけ続けます

同じポーズ


3年経ってこんなに大きくなりました


正安寺で産まれた子猫  


Posted by 小林憲明 at 00:41展覧会「ダキシメルオモイ」日記

2019年09月20日

今日から26日まで茨城県ひたちなか市で展示



茨城県ひたちなか市の正安寺の本堂にて
秋のお彼岸中、茨城県に暮らす家族を中心にダキシメルオモイを展示させていただきます。
(写真は2016年のもの)
お時間ありましたらよろしくお願いいたします。

とき : 9月20日(金)〜26日(木)
場所 : 正安寺
〒312-0011
茨城県ひたちなか市中根3542



















上記の写真は2015年のものになります

茨城県に暮らす家族のダキシメルオモイ
これら家族の作品も23日に持参したいと思います

翌年2016年にこちら正安寺さまで取材させていただいた福島から茨城県に避難された家族のダキシメルオモイ5家族も23日に持参いたします(帯状疱疹でダウンしてお待たせしていましたがようやくになります)

昨日は東京電力の旧経営陣3人の無罪判決が下されました、あの原子力発電の事故で福島県から避難している方々が未だに4万人いるそうです
福島県以外からの避難者を含めたらもっと多くの避難した方々の人生があの事故から大きく変わりました
避難者何万人、帰る、帰らない、帰れない、
数字では分からない、それぞれの家族が抱き抱えるオモイをこれからも可視化して伝えていけたらと願います
  


Posted by 小林憲明 at 10:12展覧会「ダキシメルオモイ」日記

2019年09月18日

和歌山での展示打ち合わせ

和歌山での11月の展示打ち合わせに和歌山へ行ってきました


今年3月金沢での「もやい展」を観ていただいた和歌山で学童保育をされている方々に、和歌山の子育てをしているお母さんたちに絵を観て欲しいと企画していただきました。

人生初の和歌山県
東北へ行くと渥美半島から片道800キロかかるので、、、330キロ距離的に言うと東京までと変わらない?東北に行き出して距離感覚がおかしくなっていますね

京都で用事をすませてから南下して展示場所の
海南市というところの黒江小学校へ向かいます


国道42号線の目の前にあった黒江小学校
渥美半島にも42号線があるので調べてみたら、、、
浜松から和歌山市までを繋いでいることがわかりました、フェリーの海路も国道になって繋がっている、和歌山に親近感が湧きました




海南市では小学校の空いている教室を開放して学童保育の教室が開かれているそうで


小学校にある校庭を学童に通う子どもたちは使うことが出来るそうです(上写真)、これは地域によっては見習ってもいいのではと思いました。


海抜が低い海南市、地震や津波の避難訓練は欠かさないそうで、学童の児童ひとりにひとりに、ヘルメットと防空頭巾、防災グッズがロッカーに並べられていました。





黒江小学校の体育館が今回の展示場所




とりあえず10作品を持参して並べてみてもらいました

当日はこの体育館に70家族ほど並べる予定です

平日だったので校長先生や先生たちにも観ていただきました


黒江は漆器を作る職人や奉公の人たちで栄えた街だそうで
毎年開かれる「漆器まつり」11月2日3日に合わせて展示させていただくことになりました。

たくさんの方々に観ていただけたら有り難いと思います。


当日2日とも会場にいます、お近くの方、お時間ありましたらよろしくお願いいたします。

《 番外編 》


打ち合わせあと、少し足をのばして、、、
山形から和歌山に避難して移住された家族の取材に、豪雨の中、和歌山県南部の串本へ





大雨洪水警報が発令、
小さな小川がみるみる水かさが増してきてました


猫に出迎えていただき無事到着


取材途中、何回か停電になり、
部屋から見えた山肌に群生したシダが綺麗でした



保養受け入れのための古民家
クラウドファンディングでリフォーム費用を集めていました


和歌山ラーメン

テーブルにはゆでたまごとお寿司があり、一緒に食べるのが和歌山ラーメンだそうです。
お寿司は売り切れていました、残念


  


Posted by 小林憲明 at 02:17展覧会日記

2019年09月12日

西本願寺の逆さ獅子

7月に和歌山へ打ち合わせに行く前
京都へ寄りました


こちらは東本願寺




東本願寺で働く職員の方のダキシメルオモイ
取材してから3年経ち、お母さんの背を追い抜いて
こうして抱き寄せられたのも最後のタイミングだったから貴重ですと教えていただきました
ありがとうございます

そのあと西本願寺へ


床板に空いた穴を埋める、埋木がひょうたんの形


西本願寺にいた龍
若い僧侶の方によるガイドをしていたので
一緒について聞いて周りました


お勤めを知らせる鐘
4時半、夕方のお勤めを知らせる鐘を打ち鳴らすのを見ることが出来ました。


ガイドの若い僧侶いわく
西本願寺の本堂は
親鸞聖人の木像がある御影堂、
阿弥陀さまが祀られている阿弥陀堂
どちらが本堂だと思いますか?

正解、本堂と決められたものはありません

ただ御影堂より若干、阿弥陀堂の方が高くしてあって、親鸞聖人の目線がとなりの阿弥陀さまを仰ぎ見る高さにしてあることから、個人的には阿弥陀堂が本堂と呼べるのではないでしょうか、
と言われていました

なるほど


ふと見上げると屋根の上に逆立ちした獅子が気になり、
ガイドの僧侶の方に聞いてみましたが
何故だかわからないそう

神社やお寺の屋根によく逆立ちした獅子や狛犬?
を見かけるので気になっていましたが、

しゃちほこのようにも見えます、、、


阿弥陀堂が修復中のため、
阿弥陀像が御影堂の中央に、右奥に親鸞聖人
なかなか見ることが出来ないツーショット
拝むことが出来ました


東本願寺の売店で買った本

このあと人生初の和歌山に

つづく  


Posted by 小林憲明 at 15:32日記

2019年09月10日

お爺さまとお孫さんとのダキシメルオモイ



お爺さんに抱っこされた写真(上)をもとに
ダキシメルオモイを描いて欲しい
という依頼をいただきました



宮城県石巻市の親子孫という三世代のダキシメルオモイを描かせていただいていましたので

お爺さんとお孫さんのダキシメルオモイ
取り組んでみました




写真と一緒にお借りしたお爺さまの自伝本
浄土真宗大谷派で節談説教をされた祖父江省念さま

岐阜で貧しい環境から身を起こし、
旭川別院で勤めながら夜学に通い
岐阜へ戻って、節談と出会い
節談を通して戦後、名古屋で自坊を開き
そこで子どもたちを預かる保育園も開きます
息子夫婦が京都へ勉強に行っている時期
初孫を預かった、その時期の写真だと思われます

自伝本を読んで
旭川別院で、子ども報恩講など子どもたちと関わって慕われるくだりや、厳しい環境で働く人夫の枕経を上げに行くくだり、省念さまの人柄が感じられました。

初孫を抱く省念さまのオモイはどんなものだったのか落とし込みます



節談の動画も参考に
ダミ声を出すために、養老の滝で喉から血が出るまで修行したそうです


兵役検査のときに身長がほんの少しだけ足りなくて
免除されたそう、
自伝本に出てくる、こちらの後ろ姿を頼りに身長を合わせていきます

写真では腕から上しかないので、、、

どんな抱き方をされていたか、、、
写真をよく見ますと、腕にお尻を乗せている抱き方だと言うのがわかりました。

今まで取材してきた300の家族のデータを見直して、同じような抱き方をしている家族を探します。

石川県のお父さんが
同じように腕に乗せている抱き方をしているのを
見つけまして、そこから抱き方、下半身などを観察、
すると子どもは腕に乗りながら足の甲を父親のお腹に当てながらバランスを取っているのがわかりました。




ということで
写真で分からなかった下半身部分
お孫さんの足の甲をお爺さんのお腹に足を当てる形で描き進めます
重心の取り方はY字バランスで

お爺さんは子どもにバランスを取らせて遊ばせながらのような抱き方、結果的に体幹を鍛えているような抱き方にだったのかな?と思いました。




法衣の下半身部分は新潟県のお寺のご住職を取材させていただいたときのものをお借りしました。



産まれてからずっとその人を不平不満を言わずいろいろな場所にともに歩んだ足、
そうした感謝も込めて裸足で描かせていただきました。

お孫さんを抱くお爺さまのダキシメルオモイ
このような形になりました





  


Posted by 小林憲明 at 14:38「ダキシメルオモイ」制作