2024年10月07日
「能登半島地震とダキシメルオモイ展」無事終わりました。
こちらも事後報告になりますが(;^_^A
石川県かほく市で開催された「能登半島地震とダキシメルオモイ」展、無事完了しました。
石川県高松町に生まれた歌人、鶴彰(つるあきら)
能登半島の根本に位置する高松町(合併して、かほく市)に生まれて反戦や虐げられた市民の歌を多く残しました。
鶴彰(つるあきら)、彼の命日9月14日に合わせて毎年、高松歴史フェスティバルが開催されます。
写真は鶴彰の墓石前での法要(石川県かほく市、淨専寺境内にて)
反戦を歌った鶴彰の川柳から、子どもから大人の川柳の発表会があります。
今年の入選作品
法要のあと、鶴彰の川柳の石碑前に移動して入選作の発表
翌日、15日16日の2日間、かほく市産業文化センターにて作品を飾らせていただきました。
能登半島地震を受けて、鶴彰が生きていたら、能登半島をどんなふうに感じただろうか、、
という問いを受けて「能登半島地震とダキシメルオモイ」という企画を立てていただきました。
4月に能登半島で被災された3家族のもとへ取材に伺って、
今回、それぞれのダキシメルオモイを制作して会場に並べさせていただきました。
能登町に暮らす脊戸さんご家族、
能登島に暮らす森さんご家族(震災前に取材させていただきました)
会場に来てくださりました。ありがとうございます。
北陸中日新聞にも掲載いただきました。
会場でお話も少し、、、
今回、能登半島地震を受けて、あまりにボランティア頼みの運営、国が大きく手を出さないところが
鶴彰の時代となんらかわっていないのではないのか?
と思いました。
展覧会が終わった翌日の17日、能登半島で描かせていただいた家族へ作品をお届けにまわりました。
震災から毎月通っている、輪島市門前町にあるボランティアの活動拠点、SunRizeへ
自宅避難者とボランティアへのお弁当を150個作るというので一緒に参加してきました。
10時から炊き出しするよと宣伝したら、わらわらと地元の人たちが集まってきました。
自宅避難者の7割が高齢者、お昼の炊き出し支援も喜んでもらえました。
輪島市三井に暮らす山本さんご家族へ作品のお届け
避難所生活なので、作品を持っていっていろいろな場所で展示して欲しいと
預かりました。
山本さんなどが運営しているボランティア活動拠点となっている「のと復耕ラボ ボランティアBASE三井」
山本さんが守りたかった三井の自然
そこから車で30分走って、門前町に暮らす杉本さん家族のもとへ
稲の収穫してハサ木へ掛け作業をしている最中とのこと
今日中に終わる量じゃなかったので
コメリホームセンターで長靴と軍手を買ってお手伝いすることに
はじめての稲刈り、なかなか難しかったけれど楽しかった。。。
杉本さんは一年前に東京からの移住者
クラウドファンディングして復活した木工工房
この滞在から一週間後、ようやく見えてきた復興のさなか
能登を集中豪雨が襲います。
引き続き能登半島に通いたいと思います。
蘇れ能登